過去を乗り越え、新たな一歩を踏み出すために。
私自身、失敗から無一文となり、再起を果たして現在に至りますが、心の灯火を消さない限り人生を豊かにすることは可能です。いかに自分自身と向き合い、自分自身を乗り越えてゆくのかに尽きます。
大きな失敗を犯し、無一文となった知人に贈った言葉を以下に転載。
『●●さんに贈る言葉』
自分自身と向き合って自分を信じて乗り越えるしかない。過去、現在、全てを受け入れることから新たな人生が始まる。自助論にある「天は自ら助くる者を助く」。まずはご自身で頑張ることで周りが●●さんの能力と才能を引き出してくれることでしょう。
物理的なモノが無くなったとしても、また努力して獲得すれば良いのです。今までの知識と経験は全て●●さんの頭の中にあります。無一文になっても、それらを失うことはありませんが、魂を失ってしまうと前に進む炎が消えてしまいます。
辛いと思うのは現状を受け入れていないからであり、今すぐに改善しようと考えるからです。全てを受け入れると辛いという思いも無くなります。きちんと自らの人生を振り返り、しっかりと反省することが肝要です。
短気にならずに時間軸を長めに取り、10年後に活躍している姿をイメージして少しずつ出来るところから取り組んでみてください。人生10年捨てる覚悟で臨めば何事も実現可能です。未来への一歩を踏み出さない限り、現状からの変化はありません。辛くとも少しでも前に進む。これに尽きます。一生懸命に頑張ればクヨクヨしている時間もありませんから気にもなりません。
過去と現在の自分、周りの人とも比較しないことです。今、生きていることに感謝し、世の中に生を受けたことに感謝し、世の中にまだ生かされている、自分の役割は何なのかを意識しながら次の活躍に備えて生きていきましょう。そうすることで世の中に必要とされ、ご自身が活かされることでしょう。困難を乗り越え、ご活躍されることを祈念しています。